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5/21イラスト+小話

拍手ありがとうございます^^
ネジの新衣装を考えよう!ですが
いったんお休みして、イラストと妄想小話などv
続きから・・


20140521.jpg

(ナルト君を助けて・・・ネジ兄さん)

かつてないほどの苛烈な戦争にヒナタの肉体も精神も
限界をむかえていた。白眼使いだというのに、戦場に
おいて彼女はすでにそれを発動することすら出来ずにいる。
そうして、今しがたナルトに異変が起きたというのに
把握することも出来ず、キバに「お前、白眼があんだろ!」と
怒鳴られる始末で・・・焦り走り出したが、足はもつれ、
みっともなくも地面に転んでしまった。

(大好きなナルト君を、守ると決めたのに!)
みじめさと悔しさで涙がにじんだ。
同時にヒナタはネジへ助けてと叫んでいた・・・



天才と呼ばれ、指揮する立場としても優秀なネジは
戦争前の一族の集会で、ヒアシ直々に前線での
一族の統括をまかされた。
本来なら、宗家嫡子であるヒナタがすべきことであったが、
ヒナタは、すべてにおいて力不足であり、
当然のごとく、それは宗主の甥で一族いちの天才である
ネジが代理をになうこととなった。
白眼使いとして、忍連合として、一族の前線指揮統括として
三重の重責にあって、いかな天才といえど相当なものだったろう。
神経をすり減らし、命を削るような状況のなか
彼は、命をかけてナルトを庇い、逝ってしまった

ネジが死んだときに、ヒナタは茫然自失となった
ナルトを身を以て庇ったヒナタは、ナルトを庇いきれない
立ち位置にいて、実質守れていなかった。
それをとっさに判断し、確実にナルトを守ったのはネジだ。
ヒナタの失敗でネジが死んだのだと悟ったとき
自分のせいで重責をかぶり、命までなくしたのだと
知ったとき、ヒナタにはもう、彼に触れることができなかった。

ただネジに報いることがあるとしたら、
彼が命をかけたナルトを守り
全身全霊で戦い抜くこと

心の支えは、ナルトへの強烈な思慕
その影にはネジがいつもいる

今こうして、みっともなくも、地べたに這いずり
泥にまみれ、無意識に叫んでいたのは

弱音を吐いて 本音をさらけだして
心の底から呼んだのは
憧れのひとではなく 家族でも 友人でも
仲間でもなく
ただひとりのひとだった

薄れる意識の中、ヒナタの目に浮かんだのは
なぜか優しかったネジではなく
かつてヒナタを憎んでいた少年時代のネジであった

(・・・あなたは優しすぎる・・・・)

あの苦悩に満ちた声が、ヒナタを支えてきた
優しさの中に、壊れた精神を隠し持つヒナタを
彼は、ずっと昔から見つめていた。
ヒナタの葛藤を、誰よりも知っていたのはネジだった。

(ナルト君が好きなのに・・・どうして私は・・・)


まぶたがゆっくりおちていく
誰かがヒナタの背中を揺らす
朦朧とした一瞬の幻の中でヒナタはかすかに微笑んでいた

そこにいたの?ネジ兄さん
ずっとそばにいてね・・・もうどこにもいかないで―― 



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